自分に「合う」ものを選ぶと聞くと、選択の質を高めるべきという印象を受けるかもしれません。確かに、いずれは質を高めるための考え方や工夫が必要になります。しかし、最初のうちは質より量です。合わない選択をとってしまうことを当然とした上で、様々な選択に挑戦する必要があります。
選択を通じて自分を知る
自分に合う選択が何かを考えるためには、まずは自分を知る必要があります。自分に対する理解を深め、自分の好み、自分の得意、自分が避けたいこと…これらを知っていくことで、自分に合う道が選べるようになるのです。
食べたことのない料理があるとして、それが好きかどうかって実際に食べてみないとわかりませんよね。「これは甘いらしい。私は甘いものが苦手だから、多分この料理も苦手だろう」「これにはかぼちゃが使われれている。かぼちゃ好きだから多分この料理も好きだ」と予想はできるものの、最終的な判断は食べるまでできません。
「合う」「合わない」も同じです。過去の経験からある程度の予想はできるものの、実際に合うか否かは一度選んである程度経験を積まなければ判断できません。
とはいえ、ありとあらゆる選択肢をすべて試すのは非現実的です。そのため、これまで触れたことのない分野の選択を通じて自分を知り、自分に対する理解を深め、少しずつ「自分にはこういうのが合いそうだ」「過去の経験から、多分これは合わない」と判断できるようにしていくのです。
最初のうちは選択を通じて自分を知るフェーズのため、合わない選択をとるのも仕方ないと考えましょう。
知らなければ選べない
当然ですが、知らないことについて良し悪しの判断はできません。
トランペットの驚くべき才能がある人がいたとしても、その人がトランペットの存在を知らなければ、トランペットを選ぶことは不可能でしょう。
まずはとにかく多くのことに触れ、多くの選択肢が存在するという事実そのものを知る必要があります。
世界を広げる方法も様々です。読書、映画、ネット、体験談、会話、イベント……
あまりこだわらず、「何となく良さそう」「なんか気になる」と思ったものをいろいろ試してみましょう。世界を広げることを意識しながら生活するだけでも、新しいものに対するアンテナが強くなるはずです。
まとめ
- 最初のうちは質より量。合わない選択をとってしまうことを当然とした上で、様々な選択に挑戦しよう
- 選択を通じて自分を知ることで、少しずつ自分に合うものを選べるようになる
- 「何となく良さそう」「なんか気になる」と思ったものをいろいろ試してみる
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